ふたつの世界を渡る

ESSAY|人と社会

ふたつの世界を渡る|『草枕』を読み終えて」③鐘は一つ、音はいくつ

第3話 鐘は一つ、音はいくつ 「あの鐘の音を聞け、鐘は一つだが、音はどうとも聞かれる」『草枕』の中にそんな一節がある。 一つの鐘が鳴る。その音を聞いて、心が安らぐ人もいれば、寂しさを覚える人もいる。懐かしいと感じる人もいれば、...
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ふたつの世界を渡る | 漱石『草枕』を読み終えて②半歩離れて見る

第2話 半歩離れて見る 『草枕』を読んでいて、妙に心に引っ掛かった言葉がある。「余裕のある第三者の地位」漱石は、人の世の利害や感情から離れて物事を眺める立場をさして、そんな表現をしている。 主人公の画工は、俗世の煩わしさから逃...
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ふたつの世界を渡る | 漱石『草枕』を読み終えて①ふたつの世界を渡る

第1話 ふたつの世界を渡る 夏目漱石の『草枕』を読み終えた。「とかくに人の世は住みにくい。」このあまりにも有名な書き出しが、何故か突然頭に浮かび、久しぶりに読み始めた。そして、人間という妙な生き物についてあれこれ考えはじめ、エッセイ...
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