子どもが大喜び! キース・へリング展@札幌芸術の森

大好き札幌
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東京2020が8月8日閉幕した。

日本人選手のメダルラッシュはもちろん、世界中のアスリートたちの頑張りや超人的なパフォーマンスの数々には大変興奮させていただき、心より敬意を表したい。

ただ、開会式に続いて、閉会式もちょっと…。
あまり批判めいたことを書き連ねることは本意ではないので控えるが、次期開催地パリが披露した映像を見ると、やはり構想力・世界観に圧倒的な差を感じざるを得なかった。

その閉会式も終わり、そのままNHKをつけっぱなしにしていたら始まったのが「クラシック音楽館」。
ここんとこオリンピックしか見てなかった(それしかやってなかった…)ので、ちょっとはしゃぎモードで音楽鑑賞。

またプログラムが泣かせる。「ウィーン・フィル&ベルリン・フィル 夏の夜のコンサート」ですと。
世界最高峰の二大オーケストラの夏の野外コンサートだから素敵でないはずがない。
特に、ウィーンフィルの「シェーンブルン 夏の夜のコンサート」は、会場である宮殿の豪華さ、ライトアップともに最高!
札幌ではPMFが残念ながらコロナのために途中で中断となり、この夏も少々不完全燃焼気味だったので、なんともうらやましい気持ちで楽しませていただきました。

オリンピック閉会式でのパリのPR映像、それに続いて二大オーケストラのパフォーマンス。
ヨーロッパのアート力に感服させられ、昼から飲み続けたビールとワインも手伝って、一人高いテンションのままソファーで寝落ちした幸せな夜だった。。。

夏の夜のコンサート・2021年

迎えた三連休の最終日8月9日、前夜のワインのダメージが残る体だったが、アートモードも残ったままで朝を迎えた。

そこで思い出したのが、札幌芸術の森美術館で開催中のキース・へリング展

山梨県にある中村キース・ヘリング美術館が所有する貴重なコレクション約160点が貸し出されて、札幌芸術の森では20年ぶりのキースへリング展が目下開催中。

マインクラフトに感化されている中学1年の長男が、最近自分で想像したホラーキャラクターを描くのにはまっていて、その絵のタッチがちょっとキース・へリングっぽかったりもするので、前から連れて行こうと思っていたところ。

というわけで、猛暑も一息ついた涼しい天気にも誘われて、家族4人で芸術の森へと繰り出すことに。

コロナ感染防止のため、事前予約や登録などの入場制限があるか念のため電話で確認するも、特になしとのこと。

コロナのマンボウ下で外出をとても警戒していた嫁でしたが、オリンピックモード全開の夏の三連休に美術館に行くような”もの好き”はそんなにいるはずがないというボクの読みがピタリ的中!
涼しいし、木々の緑は落ち着くし、密は全然ないし。
文句なし最高の条件が整っていた札幌芸術の森。今おすすめのスポットです。

会場入り口では、へリングの代名詞ともいえるワンちゃんのネオンサインがお出迎え。

ネオン(ドッグ)

ニューヨークの地下鉄の広告版への落書きから一躍注目され、独特なポップアートの世界を発信して1980年代を代表するアーティストになったへリング。

「アートは全ての人のために」「アートはライフ。ライフはアート」
アートを美術館やギャラリーではなく、人の日常生活の場に開放するという強い思い。
その思いに突き動かされて幅広い活動を繰り広げ、日用品やファッションブランドなどコラボも数多く、ポスターなど幅広い分野に影響を残している。

そして、1990年にわずか31歳で人生を終えてしまったとか。

80年代といえば、僕は中学、高校、大学、そして社会人としてスタート地点に立つまでの10年間。
人生の中で最も変化する多感な時期でした。

当時キース・へリングの存在はよく知らなかったけれど、改めて作品をみると当時の流行や時代感の中で懐かしく身近に感じるものがあった。
展示されていたラッキーストライクのポスターなんかは見たことあるような。

前衛的なパフォーマンスで一世を風靡したグレイス・ジョーンズボディ・ペインティングなんかも彼のパフォーマンスの一環だったことも初めて知った。

レトロスペクト(1985年)

へリングは、子どもの創造力、何にも染まっていない純粋な可能性に惹かれていたそうで、子どもとのワークショップなどのアートプロジェクトを精力的に展開。
児童施設への作品の寄贈や絵本などの出版にも積極的だったとか。

確かに、彼の描くシンプルなポップアートは、子どもにもわかりやすくて印象的なのだろう。
うちの子どもたちも珍しく作品に関心を示して会場中を動き回るものだから、「見て!こっち来て!」と娘にずいぶん引っ張り回されました。

今まで何度か美術館に連れて行ったけれど、こんな反応は初めて。

ブラックライトで浮かび上がる絵は特に気に入ったみたい。

無題(1983年)

展示も子どもたちにはずいぶんインスピレーションがあったようだが、それ以上に最も気にったみたいなのが、展示室の外に設けられたストリートアートを体験するコーナー。

室内に大きな黒いパネルが何枚も掛けられていて、へリングがニューヨークの地下鉄の黒い広告版に落書きしたように、自由に思い思いに落書きができるというもの。

皆さん結構なお手並みで、プロっぽいかなりすごい落書きも。

うちの息子と娘もしばし作品(?)制作に没頭して、ストリートアーティスト気分を満喫。。

来てみて印象的だったのは、若い人がすごく多かったのと、わが家のような小さい子ども連れが多かったこと。

へリングは今でもストリートカルチャーなんかに大きな影響を持っていて、若い人たちにも馴染みのようだ。

関連グッズもTシャツやファッショングッズなどはもちろん、スケートボードなんかまで販売していた。

ちょうどオリンピックで日本人選手がスケートボード種目で大活躍したところでもあるし、こういうポップなカルチャーがいろいろと新しい文化やライフスタイルを作っていけば楽しいよね。

とっても素敵な時間が過ごせるし、ボクらオヤジたちにもどこか懐かしく大いに刺激にもなるイベントなので、ぜひ札幌芸術の森に足を運んでみては⁈
これからの季節に絶対おすすめですよ!

アート×コミュニケーション=キース・へリング展|HBC北海道放送
2021年7月17日(土)~札幌芸術の森美術館にて開催。「日常のアート、みんなのアート」ストリートから世界へ。キース・ヘリングの精神宿る作品展

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