ススキノを想いながら”すすきのエール”で乾杯!

大好き札幌
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新型コロナのパンデミックで最も壊滅的な打撃を受けている「ススキノ」。

そのススキノで、コロナの苦境を乗り越えるために、そしてポストコロナのススキノ新生への思いを込めて生み出されたビールがある。

すすきのエール 🍺

昨年生まれたこのご当地ビールを飲んで、ボクたちのススキノにエールを送ろう!

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復活の日への想いを込めたご当地クラフトビール

昨年の暮れ、コロナの大打撃を受ける中で「明るくもがこう!」と試行錯誤してきたススキノの若手経営者たちが一つのプロジェクトを思いつきました。

「すすきのエールプロジェクト」

プロジェクトリーダーはススキノを中心に飲食店薬30店舗を経営するAPRグループの青木康明さん。

ボクの友人でもある青木さん。とってもさわやかで前向きな青年です。

そんな青木さんとススキノの経営者仲間が、ススキノの未来への願いを込めて発案したのがご当地ビール。

「すすきのにエールを送ってほしい!」という思いと、エール酵母を使ったエールビールを掛けて「すすきのエール」と名付けプロジェクトをスタート。

事業資金はクラウドファンディングで募集し、すすきの再生への思いを熱く訴えたところ、目標の100万円を大幅に上回る300万円以上が集まりました。

このクラウドファンディングサイト(現在は募集終了)には、このビールに込める思いがこのように綴られています。

こうして、今年1月にクラウドファンディングの返礼品として完成。

その後、4月にはプロジェクトの支援者でもある「サツドラ」の札幌市内の一部店舗で一般販売を開始し、5月下旬からはセブンイレブンの札幌市中央区の69店舗で限定販売されています。

北海道産材料にこだわったホワイトエール

北海道を代表するススキノ発ビールですから、ビールのタイプは雪を意識したホワイト・エール
ほんのりと白く濁った金色が独特です。
ベルギービールなんかによくあるタイプですね。

原材料も徹底的に道産原料にこだわったそうです。

麦芽は北海道産小麦「春よ恋」
まさにコロナで厳冬状態のススキノに春をもたらしたいという思いを込めたビールにふさわしい、奇跡の名前だと思いませんか。

ホップは上富良野産カスケード。
オレンジピールやコリアンダーを加えて、独特でフルーティーな香りを演出しています。

そして極めつけはススキノ産の蜂蜜
かつてススキノのビルの屋上でミツバチがせっせと集めた蜂蜜を製造していた会社があったそうですが、今はその会社もなくなり”幻の蜂蜜”となっていました。
その話を聞いた青木さんが「本当にもう残ってないの?」と執念で探し、ようやく一斗缶だけ見つけ出すことに成功。
今ある在庫がなくなり次第味わうことができないまさに”幻の味”です。
なくなった後は、これに近い代替品を見つけ出してビールの製造は続けるということなので、ご心配なく。

みんなでススキノを応援しよう! 乾杯でエール!

すすきのエールは、お値段一缶418円。

少々高めのお値段ですが、大量生産しているわけでなく小ロットだから仕方ありません。

応援料だと思って奮発してください!

今のところ札幌市中央区内のセブンイレブンで限定販売しています。

札幌市内のサツドラ一部店舗でも販売してます。

是非とも探してみてくださいね。

青木さんのAPRグループが経営するダイニングバー「ベティ64」(札幌市中央区南6条西4丁目APR64ビル1F)ではビールサーバーから生を提供してくれます。
現在は緊急事態宣言に協力して休業中ですが、宣言が解除される予定の6月21日には再開しますので、是非、すすきのエールのグラスを片手に、ススキノで頑張っている人たちにエールを送りましょう

すすきのエールで造った「希望の塔」(笑)

先日、プロジェクトリーダーの青木さんが訪ねてきてくれました。

もちろん「すすきのエール」を手土産に…。

…と思ったら甘かった。

手土産はすすきのエールではなく、このプロジェクトを紹介している地元紙(Hoppo Journal 7月号)だった。

もっと応援しろってことね。はいよ。

青木さんからの用件はワクチンのことでした。

札幌でもワクチン接種が軌道に乗ってきたようなので、コロナで最もダメージを受け、感染対策にずっと協力しながら先の見えないトンネルの中で耐え忍んでいる飲食関係者に、少しでも早くワクチン接種の体制を整え、一日も早く元気なススキノを取り戻したい。
という思いを打ち明けに来てくれたのです。

飲食事業者の身近なところにワクチン接種会場を開設してもらえないだろうか。
このところ企業や大学などで独自に接種体制を整える「職域接種」の動きなどが出てきているので、飲食関係の事業者などが団結してこういったことを実現していけないか。

こんな期待や考えを聞かせていただき、一緒に何かできないかという思いになりました。

「すすきのエール」プロジェクトリーダーの青木康明さん(右)と筆者

今朝も2時半に目が覚めたら無性にすすきのエールのことをブログに書きたくなって、暗いうちからパソコンに向かってます。

今日も良い一日になりそうだ。

夕方にはススキノを想いながら”すすきのエール”でささやかに乾杯しよっと!🍺

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